2011年10月27日木曜日

モバイルの今が痛いほどわかるインフォグラフィック


インフォグラフィックは、そのオシャレさゆえにさらっとナナメ読んでしまうので結局頭に残らないことが多いのですが(自分だけかもしれませんが…)、先日、ウェブホスティングの WebHostingBuzz という会社が発表した ”BROWSE'n MOVE – The State and Trends of MOBILE INTERNET(モバイルインターネットの情勢と傾向)” というインフォグラフィックは、モバイルが今もっとも熱いトピックであるということを改めて気付かされた興味深い内容でしたので、かんたんですがご紹介します。


リンク:
Browse ‘n Move – The State and Trends of Mobile Internet
(From: Official WebHostingBuzz Company Blog)


モバイルユーザー数

まず、全世界70億人の人口のうち、75%以上にあたる53億人がモバイルのユーザーであるという事実から。
自分が小学校の頃は社会科の授業で「世界の人口はもうすぐ50億人に達するであろう」と教わったのですが、あれから20年で、すでにモバイル人口が当時の全世界人口を超えてしまっています。併せて、モバイルネットワークのカバレッジは全体の90%に達するとも書いてあります。なお、ここでいうモバイルはタブレットデバイスも含んでいるようです。




モバイル上でのアクティビティ

モバイル上でのすべての活動において、フィーチャーフォンよりスマートフォンの方が多く時間を割く傾向にあるようです。このデータを信じるのであれば、地図や旅行のようなローカル系、ニュースや金融のようなサービスは2倍近くの開きがありますから、スマホのシェアが3割を超えた時点で、そういったサービスを展開している企業のモバイル対策は今までと逆の舵切りをしなければいけないという皮算用になりますね。それ以外の企業でも、アプリはなくても、せめてCSSをスマホ用に設定するなどの最低限の対応はやっていないといけないと改めて思います。




モバイルだけの世代

次は、先進国と新興国でインターネットへ接続するデバイスがまったく違う、というデータです。新興国の多くがPCではなくモバイルのみでインターネットに繋がる層が25%以上、特にエジプトでは70%、インドは59%、ナイジェリアでは50%と高い比率を誇っています。eMarketer のデータを見ても、これを補完するかのようにBRICsアジアのモバイル成長率はとても強気な予測なっています。逆に、北米でのモバイル比率は25%、イギリスは22%と相対的に低い推移となっており、このデータには載っていませんが、日本は総務省のデータに従うと、8%程度になります。




スマートフォンのマーケットシェア

2010年10-12月期のデータになりますが、android の伸びが強烈です。日本でも今年の夏にandroid のシェアがiOSを抜いたというリリースがコムスコアから出ていました。モトローラの買収で特許対策も整備されてきたandroid の伸長はしばらく続きそうですね。なお、メーカー別のシェアは、モバイルのアドネットワークを運営するMillennial Media のリリースにもあるとおり、Apple(iPhone) が引き続き優勢で、次いでSamsung、HTC、RIM、Motorola、LG と続くようです。




OSと性別

OSごとに男女差があるのかどうか、というデータです。android の男性比率が高いのは日本でも同じで、Yahoo! Japan の調査資料(PDF)でも同じ傾向が見て取れます。BlackBerry は女性ユーザーの方が多いというのは少し意外でした。




モバイルユーザーの行動

2010年のモバイルのページビューの半分はソーシャルネットワークのサイト上で発生していたとのこと。Twitter のモバイルトラフィックは350%近くの成長率を示し、Facebook は2億人のモバイルユーザーを抱え、YouTube は毎日モバイルで1億回再生され、アプリはこれまで50億ダウンロードされているとのこと。どれもものすごい規模です。




モバイルがPCを超える

最後は、2010年のモバイル:PCの比率は 28:72 だったのが、2015年には 52:48 と、シェアが逆転するであろうという予測です。先進国は概ね人口は減少傾向にあり、新興国の人口増加率が非常に高いことを考えると、さもありなんという感じなのですが、改めて数字で見ると、変化がものすごいスピードで進んでいることを実感しますね。





インフォグラフィックの紹介は、以上です。頭では分かっていたつもりでも、改めて見るとやはりすごいことになっているのだなと感じますね。

なお、このインフォグラフィックを紹介したAdotasの記事 ”Mobile-Only Internet Users Dominate Emerging Markets” では、最後にこう結ばれています。

25% of mobile-only Internet users is going to keep getting bigger. Advertisers, make sure your ads are optimized.

現在の25%のモバイルのみでのインターネットユーザーは、今後どんどん増えていくでしょう。広告主のみなさん、自社の広告がモバイル向けに最適化されているか、確認してみてくださいね。


「ウェブサイトをスマホ対応すべきか?」や「モバイルをプランニングに含めるか?」という問いが行われるフェーズはとうに過ぎたんだなあと、この資料を見たときに感じました。企業のモバイル対策は広告に限らずたくさんありますので、本当にやることが多くて大変だと思いますが、伸びるのが分かっている分野は考えるのも楽しいですよね。というわけで、がんばっていきましょう!



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