共有ライブラリの「入札戦略」がアップデート
AdWords の共有ライブラリにある「入札戦略」がアップデートされました。今までより使いやすくなっています。
参考:Better reporting on your flexible bid strategies starts now(Google+)
今回新たに改良された点は大きく分けて以下の2つがあります。
(1)通常のキャンペーンと同様のグラフおよびサマリーが追加
(2)「入札戦略ステータス(bid strategy status)」が追加
今回の変更によって、入札戦略ごとの推移や比較を視覚的に確認できるようになるほか、各入札戦略のステータスが分かるようになるため、特にコンバージョン最適化系の入札戦略(目標CPA、目標ROAS、拡張CPCなど)がどういった状態にあるか把握できます。
ビジュアルで比較できるようになったことも意義がありますが、今回は(2)の入札戦略ステータスの確認ができるようになったことが大きいと思います。例えば、コンバージョンデータが少なく機械学習の途中(最適化がまだ十分でない段階)では、ステータスは「learning」(※)と表示されるため、現在の入札戦略のデータが十分かどうか、最適化された上での結果なのかどうかを判断することができるようになります。
共有ライブラリの「入札戦略」はこれまで積極的に使われている印象がありませんでしたが、今回のアップデートによって使う意味が出てきたように思います!
※ステータスの一覧はこちらのヘルプページにあります。
入札戦略ツールを使用する - AdWords ヘルプ
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