インターネット広告の成長は周知の事実ですが、その事実をまとめて表したデータを見つけることは案外難しいものです。
先日、SEOを中心としたデジタルエージェンシーである advice interactive group が、インターネットの成長という観点で、Neilsen や eMarketer などの調査機関のデータをまとめたインフォグラフィックを発表しました。広告費の市場規模からチャネルごとの潜在人口、ソーシャルやモバイルの成長性に言及した、非常に簡潔でわかりやすい資料だったのでご紹介します。Please include attribution to http://www.adviceinteractivegroup.com/ with this graphic.
インフォグラフィック内の内容はどれも見たことがあるような数値ですが、まとまっているのは非常に有用です。インフォグラフィックの最初にある媒体ごとのシェアでは、北米のインターネット広告は2012年に全体の18%のシェアとなり、2015年には23.4%にまで成長すると試算されています。
日本の2012年が14.7%(電通調べ)だと考えると、単純計算で2017年頃には同様のシェアに達すると予想できます。
また、最後にある「今後の広告費が増加するか/減少するか」という問いには、モバイル、ソーシャル、動画の3つが今後の成長領域とされています。2年前に紹介したインフォグラフィックでもモバイルの勢いは強調されていましたが、YouTubeでもモバイルの動画視聴が伸びており、ソーシャルと並んで、今後楽しみな成長領域です。
ちなみにこの資料は、インフォグラフィックの専門家に頼んだのではなく、advice のインターンである Michelle Do さんが作成したそうです。素晴らしいアウトプットですね!
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